圏央道・高尾山インターチェンジ(八王子市南浅川町)で3月18日、開通を前にした記念イベント「開通記念プレイベント・ウオーキング」が行われる。
同インターチェンジの総延長は約2.2キロで片側2車線、計4車線。中央道と連絡する「八王子ジャンクション」までとの間は高尾山の下を約1.3キロかけて走る「高尾山トンネル」を通してつなぐ。圏央道としては都内最後のインターチェンジで、3月25日15時に開通する予定。
今回のイベントは、八王子市や関連地域の商工会議所、国土交通省関東地方整備局相武国道事務所などが参加する開通記念式典実行委員会が主催。「高尾山の下を歩くことができる最初で最後のイベント」と市まちづくり計画部交通政策室の担当者。
当日10時から、石森孝志八王子市長によるあいさつやモニュメントの除幕式などを開催。11時からウオーキングを始める。ルートは高尾山インターチェンジをスタート地点に八王子ジャンクションで折り返す往復約4キロ。所要時間は約2時間を見込む。
会場は京王高尾線・高尾山口駅から国道20号(甲州街道)沿いに相模湖方面へ向かい、1キロほど歩いた地点。当日は駐車場を用意しないため、車での来場は控えるよう呼び掛けており、当日は同駅に係員を置くなどして対応する。
事前の申し込みは不要。当日、同インターチェンジで参加を受け付ける。参加締め切りは11時45分。会場で配布するパンフレット1000部ほどを用意する予定だという。
同インターチェンジでは開通に合わせて、中日本高速道路(ネクスコ中日本)も開通当日の先着5台を対象に「通行証明書」を発行するほか、同インターチェンジを利用した客を対象に「高尾山IC開通記念マイレージキャンペーン」などを展開する予定。