サンリオエンターテインメント(多摩市落合)は現在、ハローキティ型のロボットをモチーフにしたイラストを募集する「オリジナルKITTY ROBOTコンテスト ~イラスト部門~」を実施している。
「KITTY ROBOT」は同社が運営するサンリオピューロランド(落合)で今年12月をめどにサービスを始める新アトラクション。未来の研究所「Sanrio Robotics Institute」でのロボット作り体験をコンセプトに、昨夏に香港で行われた「HELLO KITTY展 2011」で展開するなどしてきた。
アトラクションの導入を前に8月12日から、チャリティーイベント「KITTY ROBOT展 ~未来へおくるメッセージ~」を開催。今回は同展で展示する作品を一般から募集することにした。
「サンリオピューロランドの魅力、アトラクションの楽しさをより多くの方に知ってもらおうと、オープンに先駆けピューロランドを飛び出し、都内で事前イベント開催することにした」と同社広報宣伝課の平野さん。「サンリオやサンリオピューロランドがテーマとする『なかよく』や『コミュニケーション』などの大切さを伝えるイベントにしたいと考え、東日本大震災で被災した子どもたちをはじめ、子どもに夢を与えることのできるチャリティーイベントにした」とも。
作品のテーマは、「未来へのMessenger(メッセンジャー)」。ホームページからダウンロードできるデザイン用紙を基にイラストを仕上げる。ハローキティ型のロボットをモチーフとしたデザインで、作品の厚さが3ミリ以下であれば、ビーズや刺しゅう糸などの使用も可。一人何点でも応募できるほか、グループでの参加も受け付け、既に「心温まる作品をご応募いただいている」と平野さん。締め切りは7月20日。
同展では入賞作品の展示と合わせて、タレントやアーティストなどの著名人、BEAMS、EDWINなどのブランドとのコラボも展開。著名人らが制作した作品については会場で展示した後、オークションを行い、収益を東日本大震災で被災した子どもたちへの支援金として日本赤十字社に寄付する予定。会場は表参道ヒルズのイベントスペース「スペース オー」(渋谷区)。8月19日まで。