八王子商工会議所(八王子市大横町)は現在、八王子市内の中小小売店などを対象とした「八王子お店大賞」への応募を受け付けている。
市内に店を構える小売店や飲食店などの中から「一押し」の店を推薦してもらう同賞。昨年初めて開催され、今回で2回目。販売店などを対象とした「小売り・サービス業部門」とレストランなどの飲食店を対象とした「飲食部門」に分けて募集している。
前回は市民からの943件、計627店の推薦が寄せられ、「小売り・サービス業部門」では肉や総菜を扱う「富士屋」(横山町)、手作りみそなどを扱う埼玉屋本店(八幡町)など、「飲食部門」では、中華料理店「五十番」(東浅川町)や「洋食 おがわ」(三崎町)など、2部門合わせて8店が受賞。各店には「お店大賞受賞店」ののぼり旗を贈呈し、富士屋の店頭では現在もその旗がはためいている。
今回は前回の受賞店を除いた上で、広く一般から市内の「おすすめ」店を募集。今回は前回より1カ月期間を延ばして応募を受け付ける。「長くやれば投票も多くなると考えた」と同会議所の担当者。応募の際には店名や業種に加え、その店が好きな理由や推薦するポイントも合わせて記入。期間中に得票数が多かった店を部門ごとに拾い上げ、審査員による評価などを加えた上で部門ごとに4店ずつ受賞店を決定。審査結果は来年2月中旬にも発表する予定。
応募の受け付けが始まり約2週間が経過。「前回は八王子駅に近い西側のお店が多かったが、今回は南大沢にあるお店への投票もあり、賞の認知が広まってきた印象」と担当者。
応募はホームページや携帯電話、ファクス、はがきで受け付ける。応募者には抽選で20人に1万円分のJCBギフトカードを進呈。締め切りは12月31日。