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八王子にすし新店-中華「海苑」が新業態、ケータリングから発展

毎日変わるという「本日のおすすめ」メニューを持つ板前

毎日変わるという「本日のおすすめ」メニューを持つ板前

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 京王高尾線・山田駅近くに10月7日、中国料理店「海苑」(八王子市台町3)の新業態店「鮨処 海えん」(小比企町、TEL 042-635-7772)がオープンした。

テーブル席の様子

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 「海苑」は中国料理店のほか、代官山でアジア料理を扱う「THE KAIEN」(渋谷区)も展開。八王子周辺地域ではケータリング事業も展開しており、法事などの際に利用されている。今回オープンした「鮨処 海えん」は、このケータリング事業が発展したもの。「事業拡大で場所探しをしていたところ、店もできるような場所が見つかった。そこで、店をやりながらケータリングもと考えた」と同社営業部係長の湯本さん。

 席数はテーブル席=28席、カウンター席=18席。回転ずしやファストフードと差別化を図り、「内装などは高級感のある造り。ネタもいいものをそろえている」と湯本さん。「海苑」とのつながりから、宮城・気仙沼などの業者と直接連絡を取って仕入れを行うことなどにこだわり、時価物の食材が登場することもあるという。

 すしはマグロ、イカなどを1皿150円から提供。ウニ、アワビなどの高級食材や鉄火巻きなどの巻物、茶わん蒸しなどが付いた「海えん 極上おまかせ寿司セット」(2,500円)なども用意する。テークアウトにも対応。サイドメニューは、「しじみ汁」(250円)、「あら汁」(200円)、「本ししゃも一夜干し」(2尾=550円)、「海鮮サラダ」(700円)などをそろえ、「仕入れ次第でいろいろなことができる。『本日のおすすめ』のようなメニューも毎日作っている」と湯本さん。

 すし以外のメニューも多くそろえることから、客前に立つ板前とバックヤードのキッチンが連携し店を運営。「客からの注文をカウンターで受けて、必要な時にはキッチンでも作る」と湯本さん。「サービススタッフとのコミュニケーションも必要なので、オペレーションの組み方など大変だった」とオープン当初を振り返る。客層は夫婦やカップル2人客をメーンに、家族連れや仕事帰りの客など幅広い。「『海苑』を利用された方がいらっしゃることも多く、ネタが良いと評判を頂いている」とも。

 オープンから約1カ月が経過。10月27日には、オープニングイベントとしてマグロの解体ショーを実施するなど地域住民へのアピールを進めている段階。今後はクリスマスに合わせ、テークアウトメニューの拡充などの検討も進めていくという。

 営業時間は11時30分~22時。

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