京王電鉄は4月27日から、「高尾」「陣馬」のヘッドマークを付けた列車をゴールデンウイーク限定で運行する。
「高尾」「陣馬」号は、1967(昭和42)年から1992年まで行楽シーズンの休日に京王線を走っていた特急列車。「高尾」号は新宿~高尾山口間を走っていたほか、「陣馬」号は、当時、陣馬高原下行きのバスが発着していた京王八王子行きとして運行されていた。
今回は同社が行っている春の恒例イベント「高尾・陣馬スタンプハイク」に合わせて企画。新宿~高尾山口間を走る特急、準特急の先頭車両にヘッドマークを取り付け、ゴールデンウイーク中の土曜・日曜と祝日に運行する。当時、実際に使われていたヘッドマークは鉄道模型や鉄道グッズを扱う専門店「ポポンデッタ with 京王トレインパーク」(八王子市明神町3)で展示されているが、今回使用するものは、「当時5000系車両などに使用していたデザインを現在の車両に合わせてサイズ変更したもの」と同社。
運行日は今月27日~29日、5月3日~6日。「高尾」のヘッドマークは7時49分に新宿駅を出発する準特急に、「陣馬」のヘッドマークは7時30分に新宿駅を出発する特急に、それぞれ取り付ける。