12月12日から東京ビッグサイト(江東区)で始まる環境展「エコプロダクツ2013」で、工学院大学八王子キャンパス(八王子市中野町)に拠点を置く「ソーラーカープロジェクト」を紹介する展示が行われる。
今秋、オーストラリア大陸約3000キロをソーラーカーで縦断する「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(WSC)」に初挑戦した同プロジェクト。今回は、同大ブースと、レースに向けタイヤを提供するなどサポートしたブリヂストン(中央区)ブースのそれぞれで同プロジェクトの取り組みを紹介する。
同大ブースでは、参戦時の写真や車両の詳細を説明するコーナーを展開。ブリヂストンブースでは、実際にオーストラリアを走ったソーラーカー「Practice」の実車に加え、大会で使われたタイヤ「ECOPIA with ologic」を紹介し、「両ブースで、それぞれの展示場所へ案内するポスターを設置して連携する」とプロジェクトの監督を務める同大機械システム工学科の濱根洋人准教授。
会場にはレースに参加した学生も登場。質疑応答を通して、大会の様子なども味わえるよう工夫する。「エコプロダクツには小中高生も来場する。私どものブースへお越しいただいた際は、小中高生に環境への関心を向けていただきたい」。このほか、イベント初日の12日には、「Practice」の環境配慮技術を紹介するプレゼンテーションも予定。会場は東4ホール内「プレゼンテーションステージB」で、15時15分から。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。今月14日まで。