JA八王子(八王子市椚田町)は11月8日・9日、地元八王子産の野菜や畜産物を一堂に集めたイベント「JA八王子農業祭」を開催する。
イベントは、八王子市内に6つあった農協が合併し「八王子市農業協同組合」へと移行した1986(昭和61)年より毎年行われており、今回で22回目。地元で生産される農畜産物を広く紹介するための催しとして、毎年この時期に開催されている。JA八王子指導広報課の小山さんによると、「毎年2~3万人が来場する」という。
両日、地元農畜産物の品評会のほか模擬店、子ども向けの「ちびっこ広場」などを展開。「地元の皆さんの協力を得ながら実施している」と小山さん。例年年の目玉は地元産の野菜で作った「宝船」。八王子で採れた各種野菜を満載した船で、イベント期間中、正面ゲート近くに飾る。毎回好評で「記念撮影する人もいる」(同)という。
今年は新たな試みとして9日昼ごろから、子どもを対象にした乳牛の「搾乳体験会」を開催。参加無料で、イベント当日に会場で申し込む。このほか、野菜や植木、花などを販売するコーナーも設ける。
開催時間は両日ともに10時~16時。雨天決行。