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高尾山ケーブルカー、運賃改定へ-消費税増税が0.3%の定期利用者にも影響

高尾山ケーブルカーでも消費税増税に合わせて運賃改定を実施

高尾山ケーブルカーでも消費税増税に合わせて運賃改定を実施

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 高尾登山鉄道(八王子市高尾町)は1月31日、今年4月に行われる消費税の8%への増税に合わせて同社が高尾山内で運営するケーブルカーの運賃改定を行うと発表した。

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 高尾山の麓にある「清滝」駅と中腹にある「高尾山」駅の間を結ぶ同ケーブルカー。総延長は約1キロで、両駅間を約6分で行き来する。今回は税負担増加分の転嫁を理由に、運賃の変更認可申請を関東運輸局長に申請。同社総務部経理課の担当者によると、前回、消費税が5%へと変更された1997年以来の運賃改定になるという。

 新運賃は、大人片道=480円(現行470円)、子ども片道=240円(同230円)で、現行と比べて10円の値上げ。往復は大人=930円(同900円)、子ども=460円(同450円)。

 定期の運賃も、通勤1カ月=8,330円(同8,100円)、通学1カ月=4,170円(同4,050円)などに改定する。ただ、定期の利用件数は現在、200件ほどで全体の99.65%が普通運賃での乗車のため、「定期の運賃改定が企業に与える影響はほとんどない」と担当者。

 改定は4月1日に実施する予定だが、ケーブルカーについては2月5日から4月10日ごろまで、ケーブルカーを引っぱり上げる巻き上げ機など設備を更新する工事が行われるため、実際に新運賃が適用されるのは運転再開後になる見込み。同社が高尾山内で運営するエコーリフトについては、認可制である鉄道と異なり、リフトなど索道(さくどう)の運賃が届け出制であることから、「(ケーブルカーの)申請の認可後に改定の届け出をする」という。

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