サンリオピューロランド(多摩市落合1)は11月15日・16日、同社や同社の親会社であるサンリオ(品川区)の広報誌、カタログなどでモデルを務める女性を決める「オフィシャルサポーターオーディション2008」の1次審査を行う。
同社はサンリオが100%出資する関連会社。テーマパーク運営のほか、テレビ東京系で放送中の番組「キティズパラダイスPeace」(毎週火曜、7時30分~)の制作などを行っている。
オーディションは昨年初めて開催し、今回で2回目。同社広報グループの平野さんは「近年、当社ではお子様だけでなく、より多くの大人の方にもピューロランドの魅力を知っていただきたくさまざまなイベントや取り組みを企画している。その一環として、ファミリー層だけでなく、10代、20代の方にもより親しみやすいイメージ展開を試みるため、10代の女性モデル起用をスタートした」と話す。
対象は13~18歳の女性。応募は今月14日までホームページ上で受け付けた。書類審査は行わず、1次審査はサンリオのキャラクター「ハローキティ」のグッズを使って、スクールバッグに好きなようにデコレーションし、その魅力や商品を「キティちゃん」に向かってアピールするなど、通常のオーディションとは大きく異なる形で行う。「受験者の方にもピューロランドでの思い出を持ち帰っていただきたく、審査の最後にはキャラクターとの記念撮影時間を設けている」と平野さん。
1次審査通過者は、12月13日に行われる2次審査へと進み、カメラテストや演技審査が行われる。審査の結果、「オフィシャルサポーター」に合格した場合は、2009年1月から1年間、イベントなどでモデルとして活動する。合格者は1~2人を予定する。
応募数はすでに前回を上回っているという。「何よりも自分が楽しむこと。この気持ちを忘れずにキティちゃんやサンリオキャラクターと一緒にピューロランドのプロモーション活動に携わっていただければ」と平野さんは期待を寄せる。