6月12日にサッカーの世界大会「FIFAワールドカップ」のブラジル大会が開幕するのに合わせ、広域八王子圏ではパブリックビューイングも予定されるなど盛り上がり始めている。
15日の対コートジボワール戦で幕が開ける日本代表の戦い。市内の飲食店「zeroTOP」(八王子市明神町4、TEL 042-648-3835)では、日本代表が試合を行う日に合わせて試合の観戦イベントを開く。
初戦については既に満席。「1カ月ほど前から予約を受け付けてきたが、日曜ということもあってか、すぐに埋まってしまった」と同店担当者。当初は店内の席数に合わせて20人程度の受け付けとしていたが、途中で立ち見に変更。しかし、「これもすぐに埋まってしまった」。当日については、「料理が間に合わないかもしれないので、飲み放題だけになってしまうかも」とも。
20日の対ギリシャ戦、25日の対コロンビア戦もイベントを予定しているが、こちらは平日朝の開催ということもあり、まだ席に余裕があるという。日本が勝ち進んでいけば、さらなるイベントの開催も見込めることから、「決勝トーナメントを勝ち進んでほしい」と期待を込める。
初戦が行われる15日については、日野市市民の森ふれあいホール(日野市日野本町)でもパブリックビューイングの開催を予定。10時のキックオフに合わせて同館1階のコミュニティーホールでイベントを行う。鳴り物などの持ち込みも可能。9時開場。無料。
このほか、八王子の小中学校では12日から、開催地であるブラジルと日本代表との対戦国であるコートジボワール、ギリシャ、コロンビアにちなんだメニューを給食で提供するなど、広域八王子圏を挙げてワールドカップに向けた応援ムードが高まりつつある。