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多摩市のショッピングセンターで「たまオモチャ市」-おもちゃ作家集う、ワークショップも

昨年行われた「たまオモチャ市」の様子

昨年行われた「たまオモチャ市」の様子

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 多摩市内のショッピングセンター「クロスガーデン多摩」(多摩市落合2)2階センターモールで8月24日、「たまオモチャ市」が行われる。

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 おもちゃ作家らが集まり、おもちゃの展示販売や工作ワークショップなどを繰り広げる同イベント。2012年から毎年夏に行われており、今年で3回目。昨年は約2000人が来場した。

 作家らによるおもちゃの展示販売をメーンとした「おもちゃの達人ストリート」やワークショップ、世界のボードゲーム体験コーナーなどのほか、多摩地域で活動している、さまざまな団体を紹介するインフォメーションコーナーも展開。取り扱うおもちゃはすべて購入可能なほか、今年は子どもたちの遊びやおもちゃに関する質問などに専門家が答える「おもちゃコンサルタントに質問!」コーナーを新設するなど新たな取り組みも行う。

 「おもちゃコンサルタント」の資格を持ち、自宅でおもちゃのセレクトショップ「木のおもちゃチッタ」(和田)を手掛ける横尾泉さんが、ツイッター上で「地元でおもちゃの祭りがやりたい」とつぶやいたことから始まった同イベント。同じ「おもちゃコンサルタント」で、横尾さんが主催し多摩市内で行われている「モノ・コト市」の常連出店者でもある友近剛さんらが協力し、1回目のイベントを開催。その後、横尾さんらはユニット「モノ・コト企画」を立ち上げ活動を続けている。

 メーンターゲットは小学生までの子を持つ「子育て世代」。「木のおもちゃ等に関心のない人にこそ、おもちゃの持つ力を感じてほしい」と友近さん。「クロスガーデン多摩の通り抜けの場所で行うのも、たまたま通りかかった人にも、おもちゃとの出会いを提供したいという理由がある」とも。

 開催時期は子どもたちの夏休み終わりを意識しており、「多摩地域に住むファミリーも子どもを楽しませるために夏休み前半は旅行・レジャーといろいろと忙しい。後半は遠出する気にもならず、ふとネタ切れになってしまうのでは」と来場を見込む。

 「おもちゃに触れ、心が動く瞬間を感じることが少しでも心豊かな暮らし、そして未来へつながることを願って、おもちゃに真剣に取り組む大人たちが多摩センターに集い、『おもちゃのある暮らし』を提案する」としたうえで、「ぜひ、おもちゃを手に取り、遊んで、作ってみて」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時。

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