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高尾の住宅街にカフェ「ふたこぶ食堂」-ベリーダンスなどイベントも

内装も自ら手掛けたという「ふたこぶ食堂」店主の大道樹音さん

内装も自ら手掛けたという「ふたこぶ食堂」店主の大道樹音さん

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 高尾駅北口近くの住宅街に7月14日、カフェ「ふたこぶ食堂」(八王子市廿里町)がオープンし1カ月がたった。

落ち着いた雰囲気の店内

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 テーブル席16席を設ける同店。ドリンクメニューは、コーヒー(450円)やカフェオレ(550円)、ギネスビール(600円)など。このほか、海外で食べられている味を再現したという「スパイシーキャロットケーキ」(450円)などのスイーツ、「チキンとタケノコ・大根のココナッツカレー」(800円)などフードメニューも用意する。白砂糖を使わず、「羅漢果(らかんか)」を使ったメニューも並べるなどこだわりを見せる。

 「前々から店をやりたいという思いがあった」と店主の大道樹音(じゅね)さん。バーを開いてた友人が店を閉めることになり、フェイスブックで跡地の利用を呼び掛けた所、これに応える形で出店を決意したという。「『明日までに決めてくれ』ということになって、資金も何もないところからスタートした。店を持つのは老後の夢だったが、こんなにも人に応援してもらえることもなかったので、店をやることになっていたんだなと思った」と振り返る。

 内装はDIYに詳しい友人の力を借り、タイル貼り作業などを自らの手で行った。今春から7月始め頃までかけ完成にこぎ着けたという。「インテリアも好きだし、ベリーダンスをやっているので少しアラブのテイストも入れたかった」と樹音さん。店名の由来は運営していたブログの名称から。「『ふたこぶ』という名前は、電話中に描いていたラクダの絵がとてもゆるかったから。高尾の街をゆるく過ごしてもらえるような『ゆるカフェ』になれれば」と話す。

 今後はベリーダンスをはじめ、ライブなどさまざまなイベントも行っていく方針。「ダンスも歌もやっていて仲間がいる。才能を持つ人が集まる交流拠点にできれば」と期待を込める。

 「『いらっしゃいませ』というよりは『こんにちは』という自然体で来ていただけるような店にしたい。近所を含め多くの方々にくつろいでいただければ」と来店を呼び掛ける

 営業時間は月曜~水曜=11時~17時30分、金曜・土曜=11時~16時、18時~23時。木曜・日曜定休。

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