サイエンスドーム八王子(八王子市大横町)は来年1月25日から6回にわたって、自らの手でバイオリンを作る特別イベント「バイオリンの製作」を行う。
同施設は八王子市が運営する公共施設で、正式名称は「八王子市こども科学館」。「見る」「触る」「創る」の3つの体験スペースで構成し、首都圏で最大級を誇るプラネタリウムなどがある。また、工作体験会や科学実験などのイベントも開いている。
同イベントは2001年から開催されており、今回で8回目。バイオリンの製作キットを使って、自らの手でバイオリンを作り上げるイベントで、担当の三浦さんは「キット製作だが、簡単にはでき上がらないため、完成されたときは皆さん喜んでいた」とこれまでの反響を振り返る。
今回は来年1月25日から3月1日までの間、週1回、バイオリン製作家の市川武邦さんなどを講師に迎え、直接指導を受けながらバイオリンを組み立てる。対象は小学生以上で、大人から子どもまで、幅広い人が参加可能。また、「完成後は簡単な演奏会を実施する」と三浦さん。バイオリンが弾けない場合は、バイオリン奏者が代わりに演奏するという。
定員は24人だが、「ほぼ定員のお申し込みがあるため、参加については抽選により決定する」と三浦さん。
応募の締め切りは今月14日まで。費用は15,500円。