京王電鉄が1月17日から、高尾山にあるそば店などと連携して「冬そばキャンペーン」を行っている。
今年で13年目を迎える同キャンペーン。高尾山では消化吸収の良いそばと「とろろ」を組み合わせた「高尾山とろろそば」が親しまれており、麓から山頂にかけて、そば店が数多く点在。このそばをさらに広めようと毎年1月から3月にかけて展開しており、今年は高尾山周辺のそば店18店が参加する。
京王線・京王井の頭線の各駅では、100円分の割引券3枚が付いた「高尾山そばマップ」を配布。割引券は各店で500円以上のそば・うどんを食べる際に使えるほか、各店でスタンプを集める企画も行う。「今年は平日に参加の方にはスタンプを2倍押印する」と京王電鉄の担当者。スタンプを集めた人には、「高尾山商店会」の食事・買い物券などが抽選で当たる「3スタンプ賞」などのほか、全店で食事をした客に「全店制覇賞」として「そば処18店制覇認定証」を贈る。
2月14日には高尾山薬王院不動院(八王子市高尾町)で門前町の店を構える店主らが、打ったそばを献上する「高尾山そば奉納」を開催。イベントは13時から。これに合わせ、京王電鉄と東京都交通局は同日に臨時列車「高尾山冬そば号」を運行。今年は京王9000系車両を使用し、都営地下鉄新宿線・大島駅から京王高尾線・高尾山口駅までの間をオリジナルのヘッドマークを付けて走る。
当日は大島駅を9時37分に出発。都営新宿線内の大島駅~新宿三丁目駅間は各駅停車、京王線内の新線新宿~高尾山口駅間は急行として運転し、終点の高尾山口駅には11時に到着する。誰でも自由に乗車でき、乗客には高尾山口駅で「乗車記念オリジナルマイはし」などのグッズを進呈する。グッズへの引換券は北野~高尾駅間で配布する。
キャンペーンは3月31日まで。