八王子市の文化施設「いちょうホール」(八王子市本町)小ホールで4月18日、八王子駅近くの「みずき通り」の20周年を記念したイベント「みずき通り20周年記念音楽祭」が行われる。
甲州街道(国道20号)沿いの八日町交差点から市の文化施設「いちょうホール」がある本町交差点までの間を指す同通り。「いちょうホール」へのアクセス道路として整備され、パン店「Boule Beurre BOULANGERIE(ブール・ブール・ブーランジェリー)」や、スペシャルティコーヒー専門店「Khazana Coffee(カザーナコーヒー)」、梅干し専門店「うめ八」など個性的な店が多く集まっていることでも知られる。
今回は、同通りが20周年を迎えるのを記念してイベントを企画。八王子を拠点に活動する「和太鼓祭座」や昨年末まで八王子で、現在は札幌に拠点を移して活動しているバンド「フラチナリズム」が登場するほか、ジャズをメーンとしたビッグバンドである米空軍太平洋音楽隊アジア「パシフィック・ショーケース」や航空自衛隊航空中央音楽隊が出演する。
日米の空を守る音楽隊が一堂に集まることで、「アメリカの空と日本の空が重なりあう一日」とイベントの企画に携わる加藤さん。米空軍の音楽隊が八王子に登場するのは、昨夏に地元商店街と近隣の大学に通う学生らによって行われたイベント「キャンぱちフェス」以来、2度目。米空軍と航空自衛隊が同時に同会場で演奏を行うのは、八王子では初となることから、加藤さんは「めったに見られないので中高生などの吹奏楽に興味がある人は、ハイレベルな演奏に耳を傾けてほしい」と呼び掛ける。
同通りでは、音楽祭の翌日の今月19日に商店会主催でイベント「春のみずき通りフェスティバル」も行われる予定。
開催時間は11時30分から。入場無料。「フラチナリズム」のライブの観覧にのみ商店会会員店で配布するチケットが必要。配布方法はフェイスブックで紹介する。