プロバスケットボールチームの「東京八王子トレインズ」が9月26日、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)でファン交流会を開催した。
ファンクラブ「TRAINS FAMILY」の会員向けに行われた今回の交流会。当日は一般参加も受け付け、関東実業団バスケットボール連盟に所属する日本無線との練習試合のほか、チームを応援する専属チアダンスチーム「Cheer & Dance Team LOTUS」によるパフォーマンスなど、さまざまな催しを行った。
選手たちは初お披露目となったホームゲーム用のユニホームに身を包んで登場。所属する男子バスケットボールの国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」が10月から開幕するのに合わせ、「選手も全員そろい、いよいよ開幕に向けて頑張っていこうと思っているところ。これを機にのし上がっていきたい」と早水将希ヘッドコーチは気合を入れた。
練習試合は第4クオーターまでシーソーゲームで進むという緊迫した展開となったが、終了間際に得点を稼ぎトレインズが快勝。選手として参加しながらGMを務める和田尚之さんは「ギリギリだったがなんとか勝つことができた」と振り返った。
今回の交流会に合わせ、チームのオリジナルキャラクター「トレンチー」も発表。一般から応募していたもので、チーターをモチーフとしたものになっている。「チーターは動物の中でも一番速く走るということで、ドリブル、パスとスピード感のある楽しいゲームを作りたいと思い、チーターをモデルにした」と和田GM。
試合後には選手全員が参加しサイン会を開き、子どもたちも多く参加し交流を楽しんだ。シーズン初戦は「東京海上日動ビッグブルー」との2連戦に挑む。和田GMは「開幕戦が2連勝できるようチームとしてやらなければいけないことはある。この1カ月死ぬ気で準備して楽しい開幕戦になるようにしたい。来月、ここで会えることを楽しみにしている」と話す。
シーズン初戦は10月24日・25日に同所で行われる。