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八王子で「フードフェスティバル」 地元シェフによるジビエ料理も

旧東京都産業技術研究所八王子支所跡地で行われる「八王子フードフェスティバル」

旧東京都産業技術研究所八王子支所跡地で行われる「八王子フードフェスティバル」

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 八王子市保健所裏(八王子市明神町3)で10月10日~12日、地元の食材を活用してオリジナル料理を提供する「八王子フードフェスティバル クーカル収穫祭」が行われる。

「八王子フードフェスティバル」のチラシ

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 2013年に初開催しi今回で3回目を迎える同イベント。「ニッポンを食で元気に」をスローガンに進められているプロジェクト「クーカル」ともコラボし、有名シェフと地元生産者がコラボして料理を提供する「クーカルジビエ」などの催しを繰り広げる。

 「クーカルジビエ」では、本格的なジビエ料理をワンプレートで提供。10日はフレンチレストラン「銀座レカン」(中央区)の高良康之シェフが地元野菜なども生かした「鹿・里・山のワンプレート」(1,900円)を用意するほか、11日は門前仲町のイタリアンレストラン「パッソ・ア・パッソ」(江東区)の有馬邦明シェフと三軒茶屋のイタリアンワインバー「ブリッカ」の金田真芳シェフの2人が「山のお肉のワンプレート」(1,800円)を提供し盛り上げる。

 12日には八王子駅北口から徒歩5分ほどの場所にある商業ビル「0426 spring garden」内のフランス料理店「ビストロ ボンクール」(中町)のオーナーシェフ・上野勝さんがジビエ料理に挑戦。「地元食材満載のテロワールプレート」(1,800円)を提供する。

 同イベントに携わる渡辺さんは「都心の有名シェフだけが来るというだけでは、ちょっと八王子の人間としては面白くないなと思い、地元にも都内レベルに負けないクオリティーのお店があるということを知っていただきたく、地元シェフにもお願いした」と話す。

 地元の飲食店が軒を連ねて料理を提供する「八王子グリル」、道の駅「八王子滝山」(滝山町1)や市内で新規就農に向けた支援などを進めているFIO(堀之内)などが野菜や果物などを持ち寄って開く「八王子マルシェ」も開く。

 「今回の目玉は景信山の『景信茶屋』が初出店すること」と渡辺さん。「有名な『なめこ汁』を歩いて山を登らなくても召し上がっていただくことができる。このほか、イタリアのクラフトビール、生ビール、『山梨まるき葡萄酒』のワイン、フランス、イタリアワインと30種類のワインをご用意してお待ちしている」とも。

 「場内の特設ステージを使って、ライブイベントさまざまなイベントを展開するほか、キャンドルイルミネーションも行う予定なので、ぜひお楽しみいただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~20時(最終日は16時まで)。入場無料。

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