八王子市は1月15日、市が進める「はちおうじ省エネ国」事業のイメージキャラクターの愛称を決定したと発表した。
「はちおうじ省エネ国」は市が家庭でのエネルギー使用量削減を目的に2001年より開始した事業。家庭をひとつの国ととらえ、参加する世帯を募集。家庭で使用する電気などの使用量をチェックシートに記し、毎月点検、自覚することで、地球温暖化の防止を目指す。
2007年度には50世帯が参加。「目標を持って楽しく省エネを実践していただくことを目的としている」と同事業を担当する市環境政策課の担当者。
市は同事業をより多くの人に知ってもらおうとイメージキャラクターを制作。担当者によると、キャラクターは「市職員の家族がデザインした」という。これを踏まえて昨年10月、イメージキャラクターと、キャラクターの頭の上に乗るドングリのそれぞれの愛称を公募した。
昨年10月15日~11月1日の期間中、キャラクターに対して50通、頭の上に乗るドングリに対して53通の愛称が寄せられ、市職員などからの投票による選考の結果、キャラクターの名前は「えこちゃん」が、頭の上に乗るドングリの愛称は「グリちゃん」が、それぞれ選ばれた。愛称の採用者にはエコグッズを贈る予定。
同事業について、「職員による自主研究グループにより、歌やゲームなどの作成も進めている」と担当者。市では今後、キャラクターを使って啓発活動を行っていく予定。