八王子織物工業組合(八王子市八幡町)のアンテナショップ「ベネック」(同)で8月1日、八王子市市制100周年を記念したオリジナルネクタイの販売が始まった。
2017年に市制100周年を迎えることを受け、企画した同商品。ドット柄に市制100周年記念ロゴをワンポイントとしてあしらったものや、同ロゴの内「100」の部分をパターン化したものなど、4柄12色を用意する。八王子は「桑の都」とも呼ばれることから、素材は絹100%とし、市内の織物工場で生産するなど随所にこだわりを見せる。
市は昨年5月、公募の結果を基に市制100周年記念ロゴを発表。企業や団体に同ロゴを活用した企画展開を促しており、今年7月には、光信(中野上町1)が無添加のスイートポテト「高尾ポテト」の商品パッケージにロゴが入ったシールの貼付を始めるなどコラボが進んでいる。
今回の商品も市と同組合とのコラボ企画の一環。今後は色柄を追加していく予定といい、市では「ふるさと納税」寄付者への返礼品としても同商品を加える方針という。現在売れ行きは好調で品切れとなっていることも多いという。「100周年グッズの中でも、ネクタイは活用しやすい。ビジネスでも使っていただけるのでは」と市産業振興部企業支援課の山岸研課長。
価格は3,240円。