プロバスケットボールチーム「東京八王子トレインズ」は9月8日、10月1日に開幕する同チームのホームゲームを無料観戦できる子ども向けチケット「八王子こども定期券」を発行すると発表した。
今秋から始まるBリーグで3部に参戦する同チーム。今回は八王子市の協力の下、市内の全小中学生を対象に同券の配布を決定。同券を持っている子どもは、10月1日~2017年5月7日のシーズン中、ホームゲームに関して、2階自由席で無料観戦できるようになる。
観戦の際には、事前の申し込みをした上で、チケット窓口で同券の提示が必要。親子のつながりを大切にしようと大人の同伴を条件としており、大人1人で子ども5人まで入場可能とした。同伴する大人は前売り価格で観戦できる。
「子どもたちの夢の実現に貢献したいという思いから、今回、地元・八王子市にあるプロスポーツチームを肌で感じてもらいたく配布をさせていただくことになった」と同チームの和田尚之代表。
フランスのトップリーグでコーチとして活躍したフランソワ・ペロネットさんを新たにヘッドコーチとして迎えた同チーム。外国人選手として、アレクサンダー・ジョーンズ選手、カール・アンソニー・ホール選手、ブライアン・ハーパー選手の3選手とも契約を結ぶなど着々と開幕に向けて準備を進めている。
「子どもたちが自分の生まれ育った八王子市にできた、初のプロチームを誇りに思ってもらえるような試合を見せたい」と意気込む。