Bリーグ3部(B3)「東京八王子トレインズ」ファーストステージ最終戦となる対ライジングゼファーフクオカ戦が10月27日・28日、九電記念体育館(福岡市中央区)で行われ、トレインズの連敗に終わりファーストステージ優勝を逃した。
今月22日・23日に行われた対埼玉ブロンコス戦を連勝し、チーム初の8連勝を達成したトレインズ。全勝のトレインズを1敗のライジングゼファーフクオカが追い掛ける格好で今回の直接対決を迎えた。
27日の試合では、第1クオーターを24対15と落としたトレインズ。その後、第2クオーターも16対14と2ポイント差で落とし、ハーフタイムに突入。第3クオーターではキャプテンの鳴海亮選手らが3ポイントシュートを決め、一時7点差まで追い上げたものの、第4クオーターを再び落として今シーズン初の黒星となった。
連戦となった28日の試合も、22対11とフクオカのリードで第1クオーターを終えて以降、最後まで流れをつかむことができず92対58でフクオカが勝利。ファーストステージ最後となるアウェー戦は連戦連敗という結果に終わった。
同日の試合を受け、フクオカが9勝1敗となり順位が逆転。1位でファーストステージを終えたフクオカには勝ち点3.0、8勝2敗で準優勝となったトレインズには勝ち点2.5がそれぞれ与えられた。
9月30日のシーズン開幕以来、6クラブで争われたファーストステージ。「優勝の懸かる一戦、八王子から、また全国から八王子トレインズを応援してくださった皆さまに良いニュースをお届けしたかったが、力及ばずファーストステージは準優勝に終わってしまった」とトレインズの和田尚之代表。
11月11日からは9クラブが出場するレギュラーシーズンが開始。トレインズは同日に行われる対東京サンレーヴス戦から来年3月末半ばまでシーズンを戦っていく。「選手も皆、悔しい思いでいっぱい。この思いを晴らすべく、レギュラーシーズンでは優勝目指してチーム一丸となり一戦一戦戦っていく」と意気込む。