京王電鉄が12月16日、スマートフォン向けアプリ「京王アプリ」で列車の走行位置情報をリアルタイムで知らせる「列車走行位置お知らせサービス」を始める。
同社が手掛ける鉄道やバス、店舗、施設の情報を一つにまとめた同アプリ。今年3月から提供しており、鉄道関連では時刻表や駅構内図、路線図、遅延証明書を呼び出す機能などを備える。
同アプリでは、京王線・京王井の頭線の列車が現在、どの位置にいるかを紹介し、特急や各駅停車など列車種別にアイコンで表示するほか、その列車が何分遅延しているかを知らせる機能も搭載する。
「列車や駅名をタップすると、それぞれの詳細な情報が表示され、お客さまがより便利で快適に鉄道をご利用いただけるようになる」と京王電鉄の広報担当者。iOS 8.0以降、Android 4.1以降に対応する。ダウンロード無料。
列車の走行位置を知らせるサービスについては、JR東日本が中央線快速電車や横浜線、山手線、東海道線などを対象にスマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」で同様の機能を提供するなど鉄道各社で導入が進められている。