八王子市内にある圏央道・八王子西インターチェンジ関越道方面出入り口の開通を前に12月18日、開通直前イベントが行われる。
同出入り口は今月24日15時に開通予定。イベント当日は同事業のほか、中日本高速道路(NEXCO中日本)が取り組んでいる橋梁(きょうりょう)の更新工事などを紹介するパネル展、高速道路の管理車両や10人以上が同時に乗ることができる高所作業車など「はたらく車」の展示などを行うほか、新しく作られた出入り口まで見ることができる工事現場の見学も行う。
同社八王子支社の担当者は「開通後は歩けなくなってしまうので、最初で最後のチャンス。普通に歩いて30分くらいの距離」と話す。工事現場の見学は、10時30分から30分刻みで3回開催予定。定員はなく誰でも参加できる。
同ICは、圏央道・あきる野ICと中央道と連絡する八王子ジャンクションの途中にあるもので、2007年に開通。これまで中央道方面からの出口と同方面への入り口のみというハーフインターチェンジだったことから、利便性向上と地域経済の活性化を目指して、関越道方面の出入り口を作り連結させる事業を八王子市と同社が協働で進めていた。
当初はスマートインターチェンジにすることで案をまとめていたが、「既存のオフランプはETCがなくても降りられるので、帰りに乗りたい人をはじき出す格好になってしまう。そのような特殊な構造なので発券機型のインターチェンジを設けることにした」と市拠点整備部基盤整備推進課の清水秀樹課長。
会場は同インターチェンジ料金所内に設けられる特設会場。開催時間は10時~12時。雨天中止。