コンビニエンスストアとスーパーマーケットが一体となった「ファミリーマート JR片倉駅前店」(八王子市片倉町)が2月28日、開店した。
ファミリーマート(豊島区)と多摩地区でスーパーマーケットを展開するカネマン(瑞穂町)が双方の機能を兼ね備えた店舗として出店した。片倉駅前に立地し、店舗面積は210平方メートル。売り場面積は約160平方メートル。
ファミリーマートの商品やサービスに加え、カネマンが得意とする肉や魚、野菜などの生鮮食料品、総菜なども展開。カネマンの商品約300点を含む約3700点を取りそろえる。
「短時間でも効率的にお買い物ができるよう、ファミリーマートの通常の店舗とほぼ同じ広さにすることで、利便性を追求している」とファミリーマートの広報担当者。日本文化大学(片倉町)のキャンパスがあるほか、近隣が住宅街ということもあり、「生鮮食品や総菜を小容量のパックにして販売するなど、単身世帯向けの品ぞろえを強化した」と話す。
サンプラザ(高知県土佐市)やカスミ(茨城県つくば市)、メルシーさとう(新潟県十日町市)などスーパーマーケットを展開している企業と包括提携契約を結んでいるファミリーマート。全国で一体型店舗の展開を進めており、カネマンとは昨年8月に第1号店として瑞穂東松原店(瑞穂町)をオープンして以来、2店舗目となる。