トレーディングカードゲームを扱う「フルコンプ八王子本店」（八王子市中町1）は現在、5月下旬から行う「第1回TCG大学最強決定戦 inフルコンプ八王子本店」の参加者を募集している。

フルコンプ八王子本店で行われたイベントの様子

　ドン・キホーテ八王子駅前店地下1階で営業する同店。今回はカードゲーム「デュエル・マスターズ」「遊戯王」「マジック：ザ・ギャザリング」の3タイトルにおいて、最強の大学チームを決める大会を開催。デュエル・マスターズ＝5月21日、遊戯王＝28日、マジック：ザ・ギャザリング＝6月4日の日程で行う。

　対象は多摩地域などの大学・専門学校に通う学生。3人1組でチームを組み、当日は予選を勝ち残ったチームが決勝トーナメントでぶつかり合う。複数のタイトルを取り上げ大学最強を決めるイベントは「これまでなかったのでは」と「フルコンプ」を展開するインスパイア（横山町）の梅本政日児（まさひこ）社長。

　タイトルごとに16チームほど参加を受け付け。参加者にはイラストレーターのかわすみさんが手掛けたオリジナルデザインのカードスリーブを進呈するほか、入賞チームへは景品も用意する。

　地元の不動産業者「エスエストラスト」（横山町）とコラボし企画。「カードゲームは大学生がメインユーザー。八王子は学校も多いし、その辺りの方々をよくご存知だと思い提案させていただいた」と梅本社長。数あるカードゲームの中でも学生ユーザーが多く、サークル活動が活発なタイトルを選んだという。「ぜひ皆さんに参加していただき、八王子が盛り上がれば」とも。

　エスエストラストの杉本浩司社長は梅本さんが手掛ける八王子のサブカルチャーが一堂に集まるイベント「8はちアソビ」でも協力してきた経験から、「何も迷わず参加を決めた。大学生との接点を増やしたいと思っていたので、学生の頭の中に残ってくれれば」と話す。

　開催がSNSで話題になったこともあり、市内外から問い合わせが来ているという。入学シーズンも終わったことから「サークルに勧誘してこれから活動する人たちも多いと思うので、アピールしていきたい」とした上で、「2回目、3回目もできるように持っていきたい」と梅本さん。

　参加費は1チームあたり3,000円。参加申込みは同店ホームページから受け付けている。