介護付き有料老人ホーム「ジョイステージ八王子」(八王子市横川町)で4月29日、ファストフードとご当地グルメをテーマとした「八王子マルシェ」が行われる。
同施設の入居者だけでなく、地域の人に向けて普段購入できない物を集め買い物を楽しんでもらおうと2015年1月に初開催した同イベントは今回で7回目。毎回約800人が来場するという。
今回は約20店が出店する。当日はハンバーガーやフランクフルト、オムライスなどの定番メニューのほか、ご当地グルメ「富士宮焼きそば」や「ミート焼きそば」などをそろえる。「移動販売車の中に置いた炭火の石窯で焼き上げるマルゲリータピザ、イタリア人シェフが作り出す本格イタリアンのラザニアやパスタ、農家直送のお米を使ったイタリアンランチ弁当、パティシエが生地・素材にこだわったクレープなども食べていただきたい」とジョイステージ八王子の志村隆司さん。
このほか、市内のタヒチアン教室「ティアレ・アペタヒ」に加え、多摩地域で活動する「TAMAハワイアンフラ」、「横田西多摩エイサー太鼓」によるパフォーマンスの披露も予定する。
「子どもに人気のあるファストフードだが、入居者の方々にはあまりなじみがない。また、入居者の方々の平均年齢も85歳になり、いろいろなところへ外出することができなくなってきており、地方の味を堪能していただきたく今回のテーマに決定した」と志村さん。「ジョイステージ八王子のことを知っていただき、入居者や子どもを地域の方々と連携して見守り、災害時などの時には、お互い助け合っていけるように交流を深めていければ」とも。
開催時間は10時~14時。入場無料。