八王子市夢美術館(八王子市八日町)で7月8日、女の子向けおもちゃ「こえだちゃん」をテーマとした展覧会「誕生40周年 こえだちゃんの世界展」が始まる。
《「おともだち」テレビまんが絵本39 こえだちゃん3「にじの はと」の まき》
自然をテーマに、タカラトミー(葛飾区)が1977(昭和52)年から販売しているミニドール付きハウスおもちゃシリーズ「こえだちゃん」。さくらんぼの妖精で誕生日は3月3日、身長は「どんぐり3こぶん」、体重は「さくらんぼ2こぶん」などのプロフィルを持つ。
今回は、初代から昨年までの歴代おもちゃと初期「こえだちゃん」のイラストを担当した桜井勇さんが手掛けた原画を中心に紹介する。展示室内には最新の「こえだちゃん」が体験できるプレースペースも設ける。
「初代から8代目までのキャラクターや仕掛けの違いなどの変遷を比べながら、親子2代に愛されるまでに成長した『こえだちゃん』の世界をお楽しみいただければ」と同館担当者。
展示初日と8月19日は、桜井さんと日本玩具文化財団の佐藤豊彦理事長を招き、ギャラリートークを開く。会場内を巡りながら制作秘話などを披露する予定。開催時間は17時~18時。
開館時間は10時~19時。観覧料は、一般=600円、高校生以上の学生と65歳以上=300円、未就学児無料。会期中は小中学生も無料となる。月曜休館。9月3日まで。