西八王子駅北口近くの丸神ビル2階にある「AKITEN BASE CAMP」(八王子市千人町2)で7月23日、アートやクリエーティブをテーマとしたトークイベント「desart & dessert vol.13 資源の再編集」が行われる。
NPO法人「AKITEN」が主催する同イベント。専門家などを招いてトークを繰り広げるもので、2015年6月以来、約2年ぶりの開催となる。今回は「AKITEN」のメンバーでもあるTYRANT(明神町2)の松葉邦彦さんと、旧葛飾区職員寮を宿泊施設にリノベーションした「SHIBAMATA FU-TEN Bed and Local」などを手掛けた塚越宮下設計(新宿区)の塚越智之さんの2人の建築家が議論を交わす。
6月には東京建築士会が主催する「これからの建築士賞」を受賞するなど新たな展開を見せている「AKITEN」。松葉さんが手掛けた「ajirochaya(あじろちゃや)」(横山町)が今月8日にグランドオープンを迎えたこともあり、建築家と街のつながりや関わりなどにフォーカスを当てながら、土地や建物、技術、文化などの資源を2人の建築家がどのように扱ってきたのか取り上げる。
当日モデレーターを務める「AKITEN」代表の及川賢一さんは「土地や建物、文化などを考慮して仕事をしている塚越さんと、それとは異なり、作りたいものを作るというスタンスを取る松葉さんという2人の建築家の発言に注目してほしい」と話す。
開催時間は16時~18時。参加費は1,000円(1ドリンク付き)。事前申し込みが必要で、定員は30人。