高尾山周辺で紅葉の見頃が間近となり、平日でも多くの人が訪れている。
高尾山ケーブルカーの乗り場には平日にもかかわらず行列ができていた
例年11月中旬から下旬にかけて紅葉が見頃を迎える同山。ケーブルカー「清滝」駅周辺ではすでに木々が色づき始めており、その様子を写真に収める人も多かった。
秋の行楽シーズンの到来とともに観光客も増え、平日にもかかわらず、ケーブルカーに乗ろうとする人たちの行列が見られるなど高尾山周辺では混雑も激しくなっている。ツイッターでも「平日なのに人がたくさん来ててビックリ」「観光客いっぱい」「人多すぎていやされない」「駐車場全部満車」(以上、原文ママ)などと話題になった。
同山を通る6つの登山道のうち、6号路の琵琶滝~5号路交点までの間は混雑による事故予防などのため上り一方通行に制限。今月26日まで、各日8時~14時までの間実施する。高尾ビジターセンター(高尾町)も通常行っているガイドウオークを中止するなど対応を取っている。
紅葉の見頃に合わせ、八王子観光コンベンション協会では「高尾山もみじまつり」を開催。11月の1カ月間、土曜・日曜を中心に「清滝」駅前のステージや山の中腹にある「十一丁目茶屋」前などでさまざまな催しを展開している。今月30日まで。京王電鉄も京王線・高尾山口駅をはじめとした各所で高尾山を舞台にした秋のキャンペーン「高尾・陣馬スタンプハイク」を行っている。12月17日まで。