「八王子学生サミット」開催迫る 「アーティストにとって『働く』とは何か」テーマに

イベントを手掛ける望月さん(右)と中央大学文学部4年の阿久津悠司さん

イベントを手掛ける望月さん(右)と中央大学文学部4年の阿久津悠司さん

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 八王子駅側のカフェ「TUBO CAFE」(八王子市旭町)で11月25日、学生主催のイベント「八王子学生サミット」が行われる。

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 中央大学経済学部3年の望月怜史さんらが中心となって企画し、今回初めて行われる同イベント。学生間や学生と社会人との間をつなぐコミュニティーづくりに加え、学生と街の間をつなぐ役割を担うことも狙う。

 当日は設定されたテーマに沿って自由にアイデアを出し合う「アイデアソン」などを行い盛り上げる。今回のテーマは「アーティストにとって『働く』とは何か」で、地域性を生かしたアートを表現する場について考えるディスカッションなども行う。今回はアート活動や音楽活動を行っている大学生に加え、社会人を代表して地域ブログサービス「たまりば」編集長の大熊雅樹さんらも参加するという。

 「学生の意見を聞きながらコミュニティーをつくりたいと思ったのがきっかけ。学生が八王子という街に結びついていけるようにできれば。学生同士だけでなく多摩地域に住んでいる住民の皆さんとも世代を超えてつながれるようにとサミットの形を取った。知識がなくても気軽に参加できるものにしたい」と望月さん。

 カフェを会場としたのは「地域住民とより密接に向き合った環境を提供するため」。今後は2~3カ月に1度のペースでイベントを開催していく方針で、「テーマやサミットを開催する場所は変えていきたい」という。「卒業した後、八王子に留まる人も、ほかの地域で活動する人もいるだろうが、何年かたって振り返った時、八王子という街は素敵な街だったと思えるようにしたい」と意気込む。

 開催時間は13時30分~16時30分。参加費は1,000円で、メールによる事前の申し込みが必要。

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