バーゼル洋菓子店(八王子市高倉町)がクリスマスケーキを予約した客に特典として配布するギフト券に八王子在住の6歳の子どものイラストを採用し話題となっている。
イオンモール多摩平の森など商業施設にも出店しているバーゼル洋菓子店
京王線・京王八王子駅そばのカフェ「BASEL 京王八王子本店」(明神町3)やカフェ「Park Side Cafe BASEL(パークサイドカフェ バーゼル)」(台町3)などを展開する同社。今回は11月中旬から予約を受け付けていたクリスマスケーキの特典として付けるオリジナルギフトカードに、八王子みなみ野に住む「kotaro9889」さんが描いたイラストを採用した。
同社の渡辺純社長がインスタグラムで見かけたイラストを気に入ったことがきっかけ。「発見した時は子どもの絵とはとても思えず、ピカソやダリが舞い降りてきているのではないかと思わせるような作品もあり鳥肌が立った」と渡辺さん。
「インスタグラムに上がっている彼の絵を拝見すると、子どもらしい絵があると思えば、女の人を描く絵が多かったり、画伯といえるくらい素晴らしい抽象画もあったりする」とも。自身も幼少の頃から絵を描くことが好きだったこともあり、「彼の絵でポスターなどを作ってほしいと思うようになった」と話す。
ギフト券にはツリーや靴下などクリスマスをイメージさせるイラストをデザイン。「先入観を持ってほしくなかったので、『クリスマスっぽい絵を描いてね』とだけリクエストした」と渡辺さん。
特典付きのクリスマスケーキの予約は既に締め切っているが、今回のコラボを皮切りに今後もさまざまな展開を図っていきたいという。渡辺さんは「将来が非常に楽しみ。イベントのポスターなどに使ったり個展を開けたりできれば」と期待を込める。