「多摩グローカルフェスタ」開催へ 台湾と多摩地域の交流テーマに

(左から)「多摩グローカルフェスタ」を手掛ける長野さんと大熊さん

(左から)「多摩グローカルフェスタ」を手掛ける長野さんと大熊さん

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 北野市民センター(八王子市北野町)で2月12日、「多摩グローカルフェスタ2018」が行われる。会場は8階ホール。

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 地域ブログサービス「たまりば」と市内に拠点を置く「おもてなし国際協議会」が共催する同イベント。グローバルとローカルを合わせた造語で、世界規模で考え地域で活動する「グローカル」をテーマに据え、多摩地域ならではのグローカル化について考える。

 八王子市が台湾・高雄市と海外友好交流都市の関係にあることもあり、今回は台湾の人たちとの交流について考えることにしており、サブタイトルは「台湾から始まる多摩グローカル化の未来~出愛、ふれ愛、分かり愛」とした。

 開催日が旧正月に近いことから、シンガー・ソングライターの玉城(たまき)ちはるさんや「平和音楽家」をうたうピアニスト・紫音さんらによる「ニューイヤーピースコンサート」を実施。その後、黒須隆一元八王子市長や玉城さん、台湾大学研究生協会副会長の蔡至哲(さいしてつ)さんによるトークセッションを行う2部構成となっている。

 おもてなし国際協議会の長野岩雄さんは「高雄市とは海外友好交流都市の関係にあるが、それを知っている人がなかなかいないし身近に感じている人もいない。市民に知ってもらう機会を作りたい。台湾に対するイメージはいろいろあると思うが、文化に触れていただき、分かり合うところから新しいことを考えていこうというのがコンセプト。多摩地域の学生と若者視点で交流できるような場にもなれば」と話す。

 「たまりば」編集長の大熊雅樹さんは「台湾との交流について具体的に考えたい。『台湾から来てもらうにはどうしたらいいか』という話の先には、来てもらった後、不自由なく暮らせるかどうか、何があったら助かるか、それを準備するにはどうしたらいいかといった課題も出てくるはず。話だけで終わらせず具体的なものが生み出せたら」と期待を込める。

 開催時間は13時30分~16時。全席自由で参加費は前売り=500円、当日=700円(高校生以下無料)。

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