小田急多摩線・小田急多摩センター駅の構内装飾が12月6日、サンリオキャラクターを使用したものに一新される。
小田急電鉄が11月20日に発表したもので、サンリオエンターテイメント(多摩市落合)とのコラボにより実現した。改札外のガラス柱や天井、階段の壁面、改札内では駅事務室や電光掲示板、エレベーター、階段やエスカレーターの壁面、ホームでは待合室や駅名サイン、乗車位置の目標など合わせて270カ所について、サンリオキャラクターを装飾したデザインに変更する。
コンセプトは「サンリオピューロランドアートステーション」。サンリオピューロランド(落合)への最寄りの一つで、小田急電鉄の担当者は「駅をギャラリーに見立て、多摩市の地域活性化に貢献するとともに、国内外のより多くのお客さまにサンリオピューロランドのある多摩センターへお越しいただきたいとの思いを込めて実施する」と話す。
「駅に降り立った時からサンリオのエンターテインメントがスタートするわくわく感に包まれる。日常的に駅を利用いただくお客さまや海外からお越しのお客さまにも親しみやすいかわいらしいデザインとしている」とも。
建物を同じくして隣接する京王線・京王多摩センター駅では、2016年に駅構内の装飾を「ピューロランド」仕様にリニューアルしていることから、今回の小田急多摩センター駅のリニューアルで駅空間全体がサンリオキャラクターでまとめられる格好となった。