村内ファニチャーアクセス(八王子市左入町)はゴールデンウィークの期間中、子どもたちに同店での仕事を体験してもらうイベント「ゴールデンウィークちびっ子体験企画」を行う。
同店は「家具は村内、八王子」のキャッチフレーズで知られる家具・インテリアの小売店。開業当初は木工所だったが、1952(昭和27)年に家具店を開店。以後、1969(昭和44)年には日本初の郊外型ショッピングセンター「村内ホームセンター」(現在の同店八王子本店)を開店するなど拡大を続けており、現在、八王子を中心に東京、神奈川、千葉に計9店舗を展開する。
家具小売り事業のほかにも自動車販売業なども立ち上げた。1982(昭和57)年には本店敷地内に同社村内道昌会長が集めた西洋絵画を展示する「村内美術館」を開館するなど、文化事業も手がけている。
今回のイベントは、ゴールデンウィーク期間中に八王子本店で開催する大型セールと連動。計6つの職種を「子ども店員」に体験してもらう。
5月3日は同日に開催するイベント「ミニSLがやってくる!」の乗務員を体験。同店正面玄関前に設置するミニSLコーナーで運転士や駅員になり、客の誘導や切符切りなどの「仕事」を体験する。イベントの開催時間は各日10時30分~12時30分と13時30分~15時30分。
第2弾は5月4日・5日に開催。店内放送を通してイベントの案内や呼び出しを行う「ちびっ子アナウンサー」やカメラで店内の様子などを撮影し、ホームページなどを通じて広報活動を行う「ちびっ子1日広報マン」、同店がJR八王子駅から運行しているシャトルバスの中で店の案内などをする「ちびっ子バスガイド」など、職種は5種類。イベントの開催時間は各日13時~16時ごろを予定。
対象は9歳~12歳の小学生。応募人数は1業種あたり2人程度で、参加には事前の申し込みが必要。