地元有志が八王子の全119町を巡った動画の第2弾が7月1日、ユーチューブで公開され、シリーズが完結した。
追分町をスタート地点に市全図に到着時間を書き込みながら進んだという
西八王子駅近くの飲食店「COWABUNGA」(カワバンガ、追分町)に集まる飲み仲間が行った同企画。昨年8月15日に店がある追分町をスタート地点に、レンタカーで60町を訪問。当日の様子は4本のブログ記事と動画にまとめた。
今年3月6日には残りの59町を巡るため、「第2期」を敢行。長沼町を起点に八王子駅がある旭町をゴール地点として1日掛けて巡った。その模様もブログ記事と動画にまとめ、今回完結を迎えた。
「誰も絶対にやっていないだろうから先にやってしまおう」という思いから飲み仲間8人が集まり行ったという。参加した新井浩さんは「巡ること自体が目的で意味はない。最初は1日で119町を回れると思っていた。山側は暗くなったら迷ってしまうこともあり撮れ高も悪いので、先に回ろうなどと決めていた」と振り返る。
新たな町に着いた際にはランドマークとなる場所で写真や動画を収録。数分程度で次々と移動していったが、八王子の外周を反時計周りに進み、多摩ニュータウン地区に着いた頃には夕方になっていたという。「レンタカーを20時に返却しなければならなかったので断念した。半分しか行けなかったのは本当に誤算だった」とも。「第2期」では中心市街地を巡るため移動がしやすい自転車を活用。最終的な移動距離は約250キロにもなったという。
「生まれてずっと八王子なものの知らないことが多かったし、足を踏み入れたことがないところも多かった」と新井さん。「特に驚いたのは京王線・山田駅で、『やまだ』だと思っていたら『やまた』だったこと」と話す。ちょうど夏休みの時期に最後の動画が公開できたこともあり、「夏休みの宿題にどうぞ」と話し、「事前に調べて全部決めてやったほうがいいと思うし、3日間くらいは見ておいたほうがいいのでは」とアドバイスする。