プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が2019-20シーズン開幕を前に9月4日、B2リーグの「アースフレンズ東京Z」を相手にプレシーズンゲームを行う。会場はエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)。
昨シーズンは11勝49敗で終え、5月12日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で行われた「越谷アルファーズ」とのB2・B3リーグ入れ替え戦に敗北。B2昇格からわずか1年でB3へと降格することになった「ビートレインズ」。昨シーズン、「西宮ストークス」のヘッドコーチを務めていたミオドラグ・ライコビッチさんをヘッドコーチとして招き、新たな体制で新シーズンに臨む。
今月14日には、シティホールプラザアオーレ長岡(新潟県長岡市)で「新潟アルビレックスBB」とのアーリーカップ、同28日には甲府市総合体育館(山梨県甲府市)で「鹿児島レブナイズ」との開幕戦を迎えるビートレインズ。今回はシーズン開幕前に「アースフレンズ東京Z」と一戦を交える。
チームを運営する「THTマネジメント」(八王子市子安町)の望月舞子さんは開幕を前に「今シーズンよりコーチが変わったが、昨シーズンから継続している選手が9人いることもあり、チームとしての形は早めにできている。コミュニケーションもよく取れており、雰囲気はとても良い」と話す。昨シーズンからの課題であるディフェンスにも力を入れ、キャプテンを務める大金広弥選手、ルブライアン・ナッシュ選手ら攻めの面でも「得点能力の高い選手がそろっている」と望月さん。「あとはチームとして機能させるだけ。徹底したチームオフェンスにも注目してほしい」とも。
当日はチームのキッズチアダンススクール全生徒によるパフォーマンスの披露も予定。「これまで一生懸命練習してきた総勢115人のパフォーマンスを楽しみにしてほしい」と望月さん。シーズン開幕を前に「入替戦から悔しい気持ちを忘れたことはない」と話し、「再びB2のステージで戦うためのシーズンがいよいよ始まる。新戦力も加わり、B3でも最強チームになることは間違いない」と意気込む。
試合開始は19時。
【お詫びと訂正】初出時、今月14日の対「新潟アルビレックスBB」戦を開幕戦としておりましたが、こちらの試合はアーリーカップで、シーズン開幕戦は同28日の対「鹿児島レブナイズ」戦となります。お詫びして訂正いたします。