京王電鉄は10月4日、期間限定商品となる「新選組のふるさと巡りきっぷ」の販売を始める。
京王線・京王井の頭線の各駅から高幡不動駅までの電車の往復乗車券と、高幡不動駅~日野駅間を結ぶバスの往復乗車券などをセットにした同商品。鉄道運賃については往復運賃の2割引き、バス運賃については往復400円で、一部の停留所で乗り降り自由となる。
高幡不動駅を除く各駅の自動券売機で販売。有効期限は発売当日限り。例えば、新宿駅や渋谷駅で購入した場合は、消費税改定後に適用される新運賃で鉄道=530円、バス=400円を合わせた930円で、通常より130円引きになる。
高幡不動駅の改札窓口で切符に掲載されている「ご案内」を提示した人には、先着1000人にオリジナル手拭いを進呈。同駅直結の商業施設「京王高幡ショッピングセンター」内のさまざまな店舗で割引になる特典も用意する。
今年は新選組の副長を務めた土方歳三の没後150周年という節目の年に当たる。京王電鉄の担当者は日野市について「新選組を感じることができるさまざまな聖地があり、新選組の『ふるさと』として有名なエリア」と説明し、「この機会にぜひお越しを」とアピールする。
販売期間は2020年5月31日まで。