八王子~高崎間を結ぶ八高線が10月6日、全線開通から85周年を迎えた。
1934(昭和9)年10月6日に全線が開通した八高線。JR東日本八王子支社(八王子市旭町)では現在、さまざまな記念イベントを行っている。
今月1日から同社社員がデザインしたヘッドマークを取り付けた列車を展開。八高線・八王子~高麗川間、川越線・高麗川~南古谷間を運行する209系車両4両1編成を運行している。11月30日まで。今月18日からは同列車の車内広告スペースに、列車の風景写真や八高線沿線の幼稚園・保育園の子どもたちが描いた塗り絵を展示する。今月29日まで。
今月26日には高麗川駅で85周年を盛り上げるイベントを開催。ヘッドマークを取り付けた同列車を小学生以下の子どもを含む家族向けに用意し、入れ替え運転の乗車体験や車内放送などを体験できる催しを行う。全3回・各回20組限定(1組5人まで)。八王子~高崎間の主要駅で応募用紙を配布しており、募集定員を超えた場合は抽選となる。そのほか、駅前広場では子ども向けに「こども駅長制服撮影会」を行うほか、牛乳パックを使って列車を作る「紙パックトレイン作成」なども行う。
今月6日からは「八高線全線開通85周年スタンプラリー」も始まった。八王子駅・拝島駅・高麗川駅の3駅にスタンプを置き、全てのスタンプを集めて高麗川駅改札外にある景品引き換え場所で提示すると先着2000人にオリジナルマスキングテープが進呈される。景品の引き換えは土曜・休日のみ。受付時間は10時~17時。今月26日まで。