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富士森公園陸上競技場、都サッカー協会に命名権 愛称決定へ

改修工事が行われている富士森公園陸上競技場

改修工事が行われている富士森公園陸上競技場

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 八王子市は12月13日、現在、改修工事が進められている富士森公園陸上競技場(八王子市台町)の愛称を「東京フットボールセンター八王子富士森競技場」にすると発表した。

記者会見に臨む石森市長

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 石森孝志八王子市長が記者会見で明らかにした。1926(大正15)年に開設した同施設は、富士森公園(台町)内に設けられており、2017(平成29)年秋、市制100周年記念のメイン事業として行われた「全国都市緑化はちおうじフェア」で会場の一つとなった後、観客席や本部棟などを含めた施設全体の解体工事を実施。2020年3月15日に予定するリニューアルオープンに向け、現在も改修工事が進められている。

 施設のリニューアルに合わせ、施設名を決める権利を企業などに一定期間譲り渡す「ネーミングライツ」を採用。募集を行ったところ、10月8日付けで東京都サッカー協会から応募があり、市の選定委員会を経て愛称が決まったという。命名権料は年間300万円で、愛称の使用期間は5年間。

 同施設については、大会や記録会の会場として使用できるよう日本陸上競技連盟による第4種公認陸上競技場の認定を目指しており、インフィールドについては天然芝だったものを人工芝に変更することで年間を通じて使用できるようにするという。

 同協会が応募したことについて、市生涯学習スポーツ部の担当者は「これまでは正規のサッカーグラウンドにはできなかったが、人工芝にすることで年間を通じてサッカーグラウンドにできるよう整備している。サッカーに限らず活用していただくということで、手を上げていただけたのではないか」と話す。

 これまでに市がネーミングライツを採用した施設としては、オリンパスホール八王子(八王子市民会館)、エスフォルタアリーナ八王子(八王子市総合体育館)、コニカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)、ダイワハウススタジアム八王子(富士森公園野球場)の4例がある。

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