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八王子発「猫型ペットロボット」 見た目に加え鳴き声・尻尾の動きも再現

2月22日に発売される「しっぽふりふり あまえんぼうねこちゃん」

2月22日に発売される「しっぽふりふり あまえんぼうねこちゃん」

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 デジレクト(八王子市新町)が2月22日、猫型のペットロボット「しっぽふりふり あまえんぼうねこちゃん」を発売する。同社が今月5日、発表した。

猫を飼いたくても飼えないファミリー層などに訴求

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 昭和の懐かしい話題について会話ができるぬいぐるみ「くまの子くーちゃん」や、薬を飲む時間や健康に関する話題などをしゃべる「けんこうパートナー スマイルメディくん」、音声認識機能を搭載した「おりこうのんちゃん」などシニア向けのオリジナル商品を数多く手掛ける同社。今回は見た目だけでなく、尻尾の動きや鳴き声なども本物の猫に似せたペットロボットを作り上げた。

 製品化に当たっては、本物の猫の鳴き声を収録することでリアルさを演出。本当の猫に近い毛並みや抱き心地にもこだわったという。尻尾の動きや感情表現は100通り以上で、音声認識のセンサーなどを活用し、名前を呼ぶとそれに反応する「お名前登録機能」も搭載。そのほか、自動起床・就寝機能なども備える。

 今回は猫の日に合わせて発売。「何かと猫商品がフォーカスされることもあり、せっかくなので、商品を覚えてもらうためにも、企画立ち上げ時からこの日と決めていた」と同社の五十嵐貞治社長。2年がかりだったという開発は、外観から苦労したという。「メカが入っていないぬいぐるみと違って、電池ボックスや骨格となるメカや成形物が入っている。ロボットっぽくない見た目とリアルさと同時にかわいさを追求するのに時間がかかった。尻尾の動きや鳴くタイミングなどを再現することにも苦労した。ソフトウエアの開発、金型の修正などかなりの時間を要した」と振り返る。

 「猫アレルギーの方も含めて、飼いたくても飼えないファミリー層や高齢の方々に飼っていただければ」と話し、「愛猫を亡くされてペットロスに苦しんでいる方々にも訴求できれば」と五十嵐さん。「名前を付けることもでき、アニマルセラピー用途として確実に満足いただける商品となっている。一人でも多くのお客さまの手元に届けることができれば」とも。

 サイズは、幅=20センチ、高さ=25センチ、奥行き=70センチ。重さは約900グラム。価格は1万9,800円(税別)。全国の百貨店や玩具専門店などで取り扱うほか、ネット通販も行う。

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