道の駅「八王子滝山」(八王子市滝山町1)は7月から、これまで無料で配布してきたレジ袋の有料化を実施する。
同所は2006年に開業した都内唯一の道の駅。八王子の野菜にこだわったフードコートや農産物直売所に加えて、八王子で飼われている牛を使ったジェラート店などが出店。定期的にイベントも開催し、6月28日には八王子産のジャガイモを販売する「八王子産 新じゃが祭り」を行う予定。
八王子では現在、年間で約1億3,000万枚ものレジ袋が消費されており、市ではレジ袋の削減やゴミ減量を目的とした「マイバッグ持参運動」を実施。今年度はマイバッグの全世帯配布やスーパーマーケット「スーパーアルプス 宇津木台」店(久保山町1)でのレジ袋有料化実験などを行い、全市を挙げてレジ袋の減量に取り組んでいる。
今回のレジ袋有料化は、同所を管理・運営するウェイザ(明神町3)側からの提案によるもの。同社と同所の管理主体である市、市民を代表して「ごみゼロ社会推進協議会」の3者がレジ袋有料化に向けて協定書を作成し、6月4日にそれぞれが署名を行って締結した。同社は「地球温暖化防止および環境汚染対策に取り組むため」と説明する。
実施は7月1日から。レジ袋は今後、1枚5円で販売する。