東京サマーランド(あきる野市上代継)が3月26日、今年の春季営業を始める。
プールや遊園地は施設整備点検のため冬季の間、休園する同園。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止と入場制限を行った上で、春季営業として、6月28日までの間、土曜・日曜・祝日と月曜に限定して営業を再開することにした。
営業再開に当たり、これまでの「入園券」と、入園に加えて乗り物も乗り放題となっていた「フリーパス券」を一つに組み合わせた「1Dayパス」を導入する。価格は大人=2,600円、中学生=2,100円、小学生=1,500円、2歳以上の幼児と61歳以上のシニア=1,000円で、今回、中学生料金を新たに設けた。
同園は「チケットを一本化することにより、 従来のフリーパス券より500円安く、 シンプルでお得な価格設定とした」と説明する。「入場規制に加え入園時やプールと遊園地の分散化を図り、 身体的距離(社会的距離)を維持できることで、 お客さまへの安心・安全とストレスの軽減が目的」とも。
来園時には、事前に電子チケットなどの「来園日指定チケット(1Dayパス)」を購入する必要がある。園内チケット売り場での当日券の販売は行わない。入園時はマスク着用を必須としているほか、ロッカーや更衣室での密集を避けるため、自宅で水着に着替えての来園や、園内ではクレジットカードや電子マネーなど現金以外で支払い、こまめな手指消毒なども呼び掛けている。
期間中の営業時間は10時~17時(プールは16時30分まで)。