京王電鉄が5月10日、駅係員や技術員の姿をデザインしたグッズ「イケメン付箋(ふせん)京王電鉄オリジナル版」を発売した。
2015(平成27)年から「コミュニケーション円滑化アイテム」として、日本ホールマーク(港区)が展開している同シリーズ。今回はシリーズ初の「鉄道員」をテーマとしたものとして作られた。
「京王電鉄駅係員」編は、井の頭線下北沢駅周辺に住んでおり、休日にカレー店を巡ることがブームとなっているキャラクターをデザイン。「京王電鉄技術員」編は、5000系車両が推しと話すキャラクターの姿をデザインし、「僕が整備した電車に早く乗ってほしいな♪」(原文ママ)のメッセージも添えられている。
京王電鉄は「テレワークや在宅勤務など働き方が変化し、学校での授業もオンラインが増え、同僚や友人たちと顔を合わせる機会が限定される」と現在の状況を分析。今回のコラボについて、「誰かに会いに行くための移動手段でもある鉄道会社として、少しでもリアルの場でのコミュニケーションが楽しくなるお手伝いができればという思いから」と説明する。
希望小売価格は450円。鉄道をテーマとしたアミューズメント施設「京王れーるランド」(日野市程久保3)や京王多摩センター駅の窓口のほか、京王アートマン atman atman、啓文堂書店、コンビニ「K-shop」のそれぞれ一部店舗やオンラインショップでも販売する。