東京都が10月14日、建設が進む東京都立多摩産業交流センター(八王子市明神町3)を2022年10月14日に開業し、愛称を「東京たま未来メッセ」にすると発表した。
京王八王子駅近くの東京都産業技術研究所八王子支所跡で建設が進められている同センター。地上7階・地下1階建てで、都八王子合同庁舎と八王子市保健所との複合施設となる。
「東京の産業振興につながる多摩地区最大級の新たな交流拠点」をコンセプトに据え、1階には、展示会やイベント、セミナーなどに利用ができる、約2400平方メートルの展示室を展開。4つに分割することができ、収容人数は全室利用した場合で2000人としている。3階には広さ約50~200平方メートルの7つの会議室を設ける。テーブルやソファなどを置いた交流スペースなども用意する。開業日の発表と合わせて、11月1日9時から利用予約の受け付けを始めることも明らかにした。
愛称については、6月30日から1カ月間にわたって公募していた。応募総数は811件で、「東京たま未来メッセ」に決めた理由について、「未来に向かって情報発信を行う場所というメッセージがすばらしい」「現状を乗り越え、未来をつくっていくことが表現されている」と説明する。
展示室・会議室の開場時間は9時~21時。1日の利用料金は展示室を全室利用した場合で64万9,000円。会議室は約200平方メートルの第1会議室が5万4,000円。