プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が11月26日・27日、今シーズンでの活動終了を発表している「アイシン アレイオンズ」との試合に臨む。会場はエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)。
試合は2021-22年シーズンの第8節として行われる。「アイシン アレイオンズ」は9月24日、「諸般の事情」を理由に今シーズンでの活動終了を発表した。ビートレインズとは今節に加え、来年3月にも対戦が予定されているが、八王子での試合は今節が最後となる。
ビートレインズは開催に合わせ、「ありがとう!アイシン」と題した企画を展開する。チームを運営するTHTマネジメントの加藤友里さんは「ビートレインズとは度重なる熱戦を繰り広げてきた」とし、「過去の対戦をSNSなどで振り返ると共に試合会場で『アイシン アレイオンズ』へのメッセージを募集する」と話す。当日はメッセージカードを記入するブースを用意することにしており、「皆さまの温かいメッセージで、アイシンとの最後の対戦をいっそう熱く盛り上げていただけたら」とも。
同企画のほか、今節は「レディースデー」として女性の観客を対象に抽選会などさまざまな企画も行う。26日の試合には、12月に同じエスフォルタアリーナ八王子で無料ワンマンライブの開催を控えるバンド「フラチナリズム」がハーフタイムに登場し会場を盛り上げる。
「アイシン アレイオンズ」は、1978(昭和53)年に「アイシン・ワーナー男子バスケットボール部」として創部。実業団で活動した後、2016(平成28)年のBリーグ開幕後はB3リーグに所属し、昨シーズンはリーグ優勝を果たした。これまで「アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城」として活動していたが、4月に母体であるアイシン・エィ・ダブリュとアイシン精機が経営統合し、アイシン(愛知県刈谷市)となったことを受け、昨シーズン終了後にチーム名などを変更している。
試合開始時間は、26日=19時、27日=16時。