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東京ガスライフバル八王子、LINEで街の話題発信1年 コロナ禍きっかけに

LINEを使った情報発信に取り組んでいるスタッフ

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 東京ガスライフバル八王子(八王子市明神町)がLINEを通して街の情報や暮らしの豆知識を届ける取り組みを始めて1年がたった。

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 ガス機器の営業や修理、点検、東京ガスに関わるカスタマーサービス、住まいの相談などを手掛ける同店。昨年2月に店のLINEアカウントを開設し、同年11月下旬には友だち登録者数が1000を超えた。現在は月に1回のペースで八王子の個店や季節のイベントの紹介などさまざまな情報を発信。店のホームページにも「みんなのまち情報」と題したコーナーを設けて情報を掲載している。

 営業企画グループの日野美穂さんは「東京ガスを使用している人だけでなく、八王子市の皆さんとつながりを持っていきたい。何かあれば店を思い起こしてもらえるような関係が目標。地域情報などを充実させて、八王子の人々の日常生活のサポーター役ができれば」と話す。

 媒体にLINEを選んだのは「手軽さと老若男女問わず利用しているから」と日野さん。LINEがきっかけの問い合わせも増えているといい、「成功の一つ」と評価する。

 情報の発信は、地震が発生した際のガスメーターの復帰操作や給湯器の凍結予防、気温の変化で身体的な影響を受けるヒートショックなど「身近な問題への対策から始めた。生活にちょっと役立つ情報を特色にしている」と日野さん。今後は地域のイベントへの参加なども見込んでいるほか、「コロナが落ち着いて営業が再開してきたら、付き合いのある飲食店などへの取材も考えている」とも。

 同店の運営を手掛ける東京ガスイズミエナジー(杉並区)経営企画部の長井洸樹経営企画室長は「コロナ禍でフェース・トゥ・フェースの付き合いがしにくい世の中になっているので、何か地域活性化につながるようなことができないかと思い、LINEのアカウントを立ち上げた。コロナ禍の中、お店の少しでも一助になればという思いで、地域の店やイベント、キャンペーンを紹介する取り組みを始めたお客さまの『住まいのお困りごとを解決する会社』になるを会社の目指す姿として掲げる当社がお客さまにとって身近な存在である点を訴求していきたい」と説明。「ちょっとした身の回りの困りごとの解決策や街の情報など皆さまの楽しく幸せなライフスタイルをサポートする話題を届けていく」と意気込む。

 同店ショールームの営業時間は9時~17時。

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