東京サマーランド(あきる野市上代継)が7月20日、屋外遊園地「スリルマウンテン」の一部アトラクションの営業を終了し、跡地に新たなプールを建設すると発表した。
屋外エリア「アドベンチャーラグーン」と屋内エリア「アドベンチャードーム」の2つのプールエリアに、さまざまな種類のプールを展開している同園。今回は屋外遊園地「スリルマウンテン」にある同園唯一のコースターである「トルネード」、回転型空中ブランコ「ウェーブスウィンガー」の2機種の営業を終了した上で、跡地に新たなプールを造ることにした。
1986(昭和61)年、「スリルマウンテン」のオープンに合わせて導入した同2機種は稼働36年の歴史に幕を下ろすことになる。同園広報担当者は「どちらも人気アトラクション。多くのお客さまに親しまれてきた」と話す。9月25日で営業を終了する予定といい、営業終了に合わせて今後、感謝の意味を込めた「ありがとうキャンペーン」を行う予定。
2機種の跡地には、2024年夏の開業に向けて新たなプールの建設を進める。「既存のプールにはない冒険心をかき立てる仕様での新たなプールの建設に加え、周辺の環境整備も進め、あらゆる世代に楽しんでいただける、工夫を凝らしたエリアとして開発を予定している」と同担当者。今回の計画を進めることで、屋外プールエリアはさらに拡大することになる。「エキサイティングな体験ができる新感覚プールをメインに、自然に囲まれた中で、 新たな冒険をお楽しみいただける」とも。