「多摩ランタンフェスティバル2022」が9月5日、「J Smile多摩八角堂」(多摩市豊ヶ丘)などで始まる。
三輪タクシー「トゥクトゥク」の乗車体験などさまざまなイベントを用意
「身近なところで楽しめる新しいスタイル」をコンセプトに2019年に初開催し、今年で4回目を迎える同祭。公団住宅の管理などを手がける日本総合住生活(千代田区)と、多摩ニュータウンを拠点に活動するまちづくり組織「ニューマチヅクリシャ」(多摩市落合)が主催する。昨年は10月に6日間開催し、約1万2000人が来場した。
「多摩にいながらアジア旅」をコンセプトに、多摩ニュータウン豊ヶ丘・貝取エリアで行う同祭。今年は「J Smile多摩八角堂」のほか、豊ヶ丘貝取商店街、多摩ニュータウン貝取団地内にある「J Smile FOODS MARKET」、貝取第7公園など開催エリアを拡大する。期間中、「J Smile多摩八角堂」では、200個のベトナムランタンでライトアップするなど、さまざま会場でランタンを飾る。
今月10日・11日を中心にさまざまなイベントも行う。「J Smile多摩八角堂」のエリアでは、三輪タクシー「トゥクトゥク」の乗車体験やベトナム映画の上映、2017(平成29)年から活動している「多摩市若者会議」によるモバイル屋台の出店、富山県滑川市を特集する「富山滑川マルシェ」などで盛り上げる。
豊ヶ丘商店街エリアでは、「トムヤムおでん」「珈琲(コーヒー)焼酎」を提供するアジアン屋台が出店するほか、ベーゴマなどで遊べる「昔遊びコーナー」、オリジナルクラフトビールの販売など、貝取商店街エリアでは、多摩にゆかりのある物やクリエーターの作品を販売する「ニューヨイチ」、マリンバ奏者・野木青依さんによるマリンバ演奏、貝取第7公園エリアでは、ベトナムの伝統スポーツ「ダーカウ」やベトナムの帽子「ノンラー」作りの体験イベント、民族衣装の顔はめパネル、キッチンカーの出店などさまざまな企画を用意する。
同祭に合わせ、短冊を花壇に設置した「たまのニューランタン」とともに飾る「たまのニューランタンON THE SPOT」や、インスタグラムを活用したフォトコンテストなども行う。
開催時間は12時~18時。入場無料。今月11日まで。