JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が10月23日、深夜の豊田車両センター(日野市東平山3)を舞台にした「ナイトツアー」を開く。
鉄道開業150周年を記念した今回のイベント。同社は記念イベントとして、7月に豊田運輸区(東平山3)で「夏休み自由研究応援! 中央線運転士・車掌・駅員お仕事体験ツアー」、中央線快速電車として運用していた「201系」車両の撮影会、9月には山梨県大月市にある笹子トレーニングセンターで、「鉄道の裏側見せます!職業体験ツアー~技術系統編~」や豊田車両センター武蔵小金井派出で「親子でわくわく鉄道体験!」を行った。
今回は終電後に写真撮影会を開く。当日は中央線快速電車として運用している「E233系」、「209系」車両のほか、かつて特急列車「あずさ」「かいじ」として活躍した「E257系」車両の回送列車も豊田駅から電留線に移動した上、撮影できるようにするという。
同社広報担当者は「日中帯とは異なる夜間帯で撮影を堪能いただきたい」として、八王子エリアで勤務する駅社員、乗務員、電気・設備系統の社員が企画を練ったという。深夜に撮影会を行うのは同センターでは初めてで、「光のある日中ではなく、夜間帯の撮影会のため、この時間ならではの特別な1枚を撮影できる」と説明する。
開催時間は1時~4時。定員は30人。対象は18歳以上。参加には申し込みが必要で、10月6日12時からJR東日本が運営する通販サイト「JRE MALL」で販売を始める。参加費は1万5,000円。