八王子駅周辺で3月18日・19日、アウトドアをテーマにした周遊型イベント「まちなかアウトドアサーキット」が行われる。
「EIGHTDOOR(エイトドア)」(八王子市横山町)の主催で初開催する同イベント。「生活にアウトドアが溶け込む街 八王子」をテーマに、八王子の中心市街地5カ所で企画を展開する。
中町公園近くの「桑都テラス」(中町)では、八王子発アウトドアブランドが一堂に集まりブースを出展する。当日は、アウトドアブランド「OZOPS(オズオプス)」を持つ精密板金部品の製造などを行っている小沢製作所(美山町)、オリジナルたき火台の製作などを手がける金属材料店「八王子工材」(八幡町)、八王子発燻製ブランド「けむりの」(小門町)、アウトドアブランド「MAAGZ」を展開する「フロントビジョン」(元横山町3)などが出展する。19日はたき火体験イベントも行う。
古民家ダイニング「となりわ」(横山町)では、オリジナルのアウトドアグッズを販売するほか、メスティンを使ったイベントメニュー「薫製(くんせい)玉手箱」を用意する。「まちの駅八王子 CHITOSEYA(ちとせや)」(八日町)では、小津町活性化プロジェクトに取り組むNPO法人「小津倶楽部(くらぶ)」によるワークショップや木工製品販売などを行う。
横山町公園では、京王線・高尾山口駅前にあるホテル「タカオネ」(高尾町)内でアウトドア用品の中古販売などを行う「UZD」がブース出展する。このほか、ウクレレ演奏、たき火台を使ったマシュマロ焼き体験なども展開する。家具やインテリア雑貨、アウトドア用品を販売する「BICASA 八王子店」(南町)もイベントに参加する。
期間中、スタンプラリー企画も行う。各会場を巡ってスタンプを集め、八王子駅北口のチャレンジショップ「はちチャレ」(旭町)を訪れた1000人にオリジナルステッカーを進呈する。キャンプギアなどが当たる抽選にも応募できる。
今回のイベントの企画を手がけ、「となりわ」「けむりの」のほか、八王子発のアウトドア商品などを扱うオンラインショップ「コンナヨルニワ」などの事業に取り組む「グッドネイバー」(横山町)の藤田佳久さんは「一昨年ごろから『アウトドアの街 八王子』をテーマに、いろいろなイベントを組んでいこうと考えていた。八王子は生活の中に取り込めるアウトドアの種類が多い。フィールドを含めて八王子にはアウトドアの資源が多いことを周知したい。体験し楽しみながら知っていただければ」と話す。
「今回は街を散策する形で、既にキャンプを楽しんでいる人からファミリー層の方まで参加していただけたら。2日間かけてのんびり回っていただいてもいい。気軽にアウトドアを楽しむ感覚で来てほしい」と藤田さん。
開催時間は11時~17時。